お礼とお知らせ。
今日で発行より一週間(印刷所より、わが家へ届いた日を発行日としました)。日記集『どこにもいかない、ここにある』、ぶじお届けができているようで、ほっとしています。
眠れない夜のそばに、自分の本を置いていただいていたことを、わたしもまた、早く目覚めすぎて眠れなくなった朝に知り、こみあげてくるものを感じました。
これまで交流してきた、同志のような方々に届けられたこと。現在の勤務先をはじめ、身近な方に応援していただいていること。あたらしく出会ってくださった方がいること。
うれしさに、言葉が追いつかないような、もどかしい気持ちになる日々です。本当にありがとうございました。
みなさんのおかげで、手元にある在庫もわずかとなってきました。まずもって、初版の部数じたいが少ないため、この言葉を使っていいのかとも思うのですが、ただいま重版の準備をしています。
はじめて本をつくり、「やってみなければわからないこと」だらけだなぁ、と感じているのですが、いちばん頭をかかえたことは金額でした。
今後、取扱っていただける書店さんなどとの出会いを求めていくには、正直ぎりぎりだった……ということもあり、第二刷より1,100円(税込)から1,200円(税込)へ、料金を改定させていただきます。
ついに明日1月25日(土)からは、「双子のライオン堂」(赤坂)、「H.A.Bookstore」(蔵前)、「月日」(選書のみ、下北沢・三月開業予定の日記専門店)の三店で「日記を書く読む。魅力にせまるブックフェア」がはじまります!
三店の店主による日記本の選書に加え、公募による約30名ぶんの日記本が並ぶイベントに、本書も参加します。先だって、こちらでの本書は版数にかぎらず、改定後の金額とさせていただいています。どうぞご了承くださいませ。
フェアは3月7日(土)まで開催されますよ。個人的には、校正者の牟田都子さんの日記本が気になる…! 地方からの参加なため、なかなか気軽に伺うことがかないませんが、どのような出会いがあるのか、とても楽しみにしています。
(ばんかおり)