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2020-03-27

思いだす日記 | 三月十六日(月)〜十八日(水)

娘の描いた絵
真ん中にあるのはふたりのぬいぐるみ(娘談)

三月十六日(月)

 幼稚園へ送っていく途中、昨日あそんだ公園のまえを通る。後部座席からあーちゃんが、「さいごのさいごにさ、ころんでまったね」と言った。それはそのまま、転んでしまったとき「あ~、最後の最後に……」と、夫が言っていた言葉。急に走って転んだあーちゃんだが、どうも「とうちゃんをおいこそうとして、はしってまった」ということらしかった。近ごろ何にでも、一番になることがすきな、ところがある。とうちゃんはさ、あーちゃんをおいこしたつもりはなかったと思うよ。ただあるいとっただけ。こんどはふたりでさ、手つないであるいたら、転ばんのやない?と伝える。

 台所でひとりになって、あ、イベント(即売 & サイン会)の告知をしなければ、と思う。まず、開催でいいのか。そのことはなんどか思ったけれど、大丈夫だ、という判断をわたしと夫は昨夜した。「TRONCHI」りえさんに慌てて連絡。SNSで告知。どなたか来てくれるのだろうか。だれもこなかったら、どうしよう?とは思わないけれど、どうなのだろうか(それはそれで、おもしろいやろ、と夫は言っていた)。

 スーパーで買ったはずのパスタソースが見当たらない。QPのバジルソース。いちおう電話をしたら「ある」とのことで、お迎えついでに取りにいく。同じように、ぺらぺらしたパッケージのふりかけを、まえも籠のなかに置いて帰った。

 年長さんのお別れ会があるため、あーちゃん、初めてお弁当なし。楽だ。ビュッフェで「ケチャップのついたスパゲッティと、てまきずし」を食べたとのこと。

 在園生(満三歳児クラスからの進級なのだ)は、入園式に出席できないという知らせをもらった。ある程度の覚悟はしていたし、そんなにショックではない。途中入園だったし、卒園式までは式じたい、未体験なのだなぁと思う。

夕飯 たこ飯(あーちゃん、いっぱい食べる)、マカロニサラダ、ほうれん草のおひたし、じゃがいも、しめじ、わかめ、玉ねぎの味噌汁

三月十七日(火)

 実家から届く、カキフライ(好物)のことを考えて、うきうきしていた日。ご飯の準備は、レタスをちぎるだけ。

 ホームセンターの特売コーナーで買った、ハオルチアの水耕栽培をはじめる。

「TRONCHI」さんに持っていく本を検品して、箱に詰める。必要なものをリストアップ。それだけで、けっこう自分、がんばったなと思う。

 あっというまにお迎えの時間。

 夕方を過ぎても、カキフライがなかなか届かずジリジリする。大量に揚げているため、時間がかかるのだ。ぶじ届いて、ありがたくいただいた。

夕飯 母のつくったカキフライ(あーちゃんには豚カツ)、レタス、マカロニサラダ、味噌汁

三月十八日(水)

 ブログでイベントのお知らせを書こうとして、寝おちしていた。朝、布団のなかで、イベントについて書いてもらった「TRONCHI」さんのnoteを読んでうれしくなる(わたしがかしゆかに似ているという、記述あり)。五時台に起きだして、ほとんど手のついていない、ブログのつづきに取りかかる。それでも、更新できたのは正午ごろで、思いのほか時間がかかるものだな……と思う。

 がんばったね、とストックしていた好物の酸辣湯麺を昼食に食べるも、そこからどんどん体調がわるくなっていく。辛いもの、とくに酸っぱ辛いものがすきなのだが、胃腸がよわいため、たいがいお腹をこわす……。

 明日は卒園式で幼稚園が休みなため、やりたいことはぜんぶ今日やっておこうと意気ごむも、ラジオを一本録って息ぎれ。昨日、おたよりをいただいたのがうれしく、さっそくご紹介。自分の日記も朗読して、イベントの告知もしてみる。ラジオは自分の声をつかって、何かしてみたいという気持ちからしているが、喋ることが得意なわけではないため(おたよりを読むのはすきだ)、内容を盛りこんでしまう気がする。

 やっとイラストレーターさんに連絡できた。具体的な依頼はまだこれからだけど、了承をいただけてうれしい。

 お迎えに行くと、卒園式の準備がととのったホールが目にはいる。十人にも満たない数の椅子を見て、胸がじんとする。よく顔を見かける男の子に、「だれちゃんのおかあさん?」と聞かれたので、あーちゃんのおかあさんだよ、と答えると「え、いつもとちがうことない?きとる服、ちがうことない?」と言われた。たしかに、いつもとちがうアウターだったけど。

 夜に向かうにつれ、体調が壊滅的にわるくなる。夕飯にカレーをつくる計画を変更できず、さらに胃腸に負担をかけたのが敗因である。動けなくなって、寝て治ることを祈りつつ、娘とともに就寝。

夕飯 カレーライス(新じゃがを皮つきのまま入れたら、夫に好評だった)

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