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2020-05-05

思いだす日記 | 四月二十八日(火)

ベランダでシャボン玉をしているところ

 所用で外出していた夫が帰宅し、コーヒーを淹れてもらって台所で飲みたいわたしと、いますぐシャボン玉したいあーちゃんとで、喧嘩になりかける。

 そこで夫が、ベランダにアウトドア用の椅子をだしてくれ、先にシャボン玉をしていたわたしたちの元に、コーヒーを持って来てくれる。椅子、はやく出せばよかった……というか、自分は家具やアウトドア用品について管轄外という感じなので、気づくのが遅かった。いつも部屋とベランダの境い目に座っていたから、わたしに向かって飛ばされたシャボン玉が、部屋にたくさん入っていたのだ。それを見て、いつもあはは、と言っていただけだった。

 夫もしばらく、いっしょにベランダでコーヒーを飲んでいた。あれ、仕事は?ということが脳裏にちらついていたけれど、聞かないでおく。夫、ありがとう。

 散歩もすっかり日課になった。今日のあーちゃんは、ぜんぶの道を走っていた。「て、つないでるから、いいよね!」と言いながら。元気だねえ。いつもより早く散歩がおわる。アオサギのいた畑がなんか違うと思ったら、生えていたレンゲなどの草が、いっせいに刈られていた。なにか作物が植えられるのだろうか。あーちゃんも「くさ、ないねえ」と気づいていた。もうここに、アオサギは来ないかもしれない。

 日曜あたりから、長芋を焼いて、しょうゆをジュッとかけて食べたいと思いつづけていて、実現する(夫に買ってきてもらった)。なんとなく、添加物すくなめのめんつゆに変更したけれど、やはりしょうゆがよかったかな、と思う。

 夕食をたべていたあーちゃんが、西陽が差しこむ部屋を指さし、「あっちはゆうがたひかりタイム」と言っていた。

夕食 鯖の塩焼き、長芋ステーキ、ポテトサラダすこし、ピーマンきんぴら、味噌汁(二日め)

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